栄養豊富で便利食材のブロッコリー。
しかし最近とみに、気になる話をよく聞きます。
それは、「ブロッコリーには虫がたくさんいることが多い」ということ。
しかも、サッと水洗いしただけでは虫が取り除ききれていないことが多いんですって!!
……つまり、気づかないうちに虫を食べているかもしれないってこと!?
ヒエェー!!

ブロッコリーのどこに虫がいるの?
いままでウン十年ブロッコリーを食べてきましたが、虫なんかいたことなかったよ。
何処にいるの?と疑問に思って調べました。
茎や葉っぱにいれば分かりやすいかもしれませんね。
見逃しやすいのが「花蕾(からい)」の部分だそうです。
「花蕾」とは、房のツブツブの部分のことです。
いつも食べている部分の、茎ではないところ。食べるとモシャモシャするあの部分。
あれは実は蕾なのですが、この閉じている蕾の中に虫がいることが多いのだそうです……!
洗ったら落ちるのではないの?
調理前にサッと水洗いする程度では、この蕾にいる虫たちは取れないのだとか。
たぬこはいつもサーっと水道水を上から流すだけで泥が落ちていればOKとしていたのですが、どうやらこれだけではダメみたい!

確かに、房のこの細かい隙間に潜り込まれたら出て来にくそうですね。
ではどうすればよいかというと、
「ボウルに水をためて房を下に向けて10分から20分ほど水につけ、その後振り洗いをする」
ことです。
こうすると蕾が開いて中に閉じ込められていた虫やごみが出てくるとのこと。
心配な方はこの水に小さじ1杯ほどの重曹をいれるとより効果的なんだとか。
ブロッコリーにいる虫とは?
どんな虫がいるのか
ブロッコリーにいる虫は、主に
- アオムシ(モンシロチョウの幼虫)
- コナガの幼虫(体長5~10㎜ほどの小さなアオムシ)
- アブラムシ(いる場合は多数で、、かつ病気を媒介するウイルスを持っていることがあるので厄介)
- ヨトウムシ(体長3~5cm)
アブラムシ以外は、よーく見て目視確認すれば見つけられなくもなさそうですね。
しかしアブラムシは小さいのでちょっと難しいかも……。
食べてしまった場合は?
ブロッコリーにいる虫は、基本的に害はないので食べてしまっても問題はないそうです。
まあ、加熱もしていますし、気持ち悪くさえなければ……といったところでしょうか。
しかしたぬこは調理中に生の野菜をツマミ食いするという習慣がありまして、「アブラムシ」は気になりますね。
害がなければ「知らぬが仏」で良いのですが、「病気を媒介するウイルス」はちょっと気になります。
で、調べてみたら「植物に感染するウイルスが動物に影響を与えることはないので、人間が植物ウイルスの感染を心配することはない」そうです。
ああよかった、ひと安心。
「正しい洗い方」を、やってみた結果
今まで水道で洗い流すだけだった私ですが、意を決して20分のつけ置き洗いをしてみることにしました。
その結果は、、、……
何も出てきませんでした!(;^ω^)
覚悟をしていたんですけれどね、まあ結果何もなくてよかったです。
ただし今回がたまたま無事だっただけかもしれないので、今後もしっかりつけ置き洗いをするようにした方が無難かなと思います。
20分も水につけっぱなしにしていたら栄養素が流れてしまうのではないかという心配もありますが、安心には代えられませんものね。
ブロッコリーの栄養などについてはこちらの記事をどうぞ。
ブロッコリーの旬などについてはこちらの記事をどうぞ。